2009年カレンダー
いよいよ年の瀬。
チャイナタウンのスーパーに、試食販売員が数名いた。
あぁ、こういう風景、なつかしい。中国も同じなんだねぇ。
あわよくば試食にありつこうと、人だかりに迫ってみると
朝鮮人参茶に、やたら大きなテフロン加工中華鍋に、カルビーのポテチ・・・
全然食指が動かなかった。
しかし、この惹きつけといて落とす感じ、さすがチャイナタウン、大好き。
試食は諦め、小豆缶やら、正真正銘中国製冷凍餃子やらを買い込んでレジへ。
お米を買ったせいか、30$越え。あら、けっこういったわね、なんて思ってたら
レジの人が中国語で何か言いながら、足下から何か取り出してくれた。
いっぱい買ったからおまけ?出前一丁?と期待したら、薄くて四角い物体。
何かよく分からないけど、私が会計をしてる最中に、老婆が各レジを回っては
下を指差して何か言って、レジのお姉さん達に冷たく断られてたのは
この物体をもっとくれって言ってたのかも。
そう気付いたら急にいい物もらった気がして、うきうきしてきた。
待ち切れず、会計の後、お店の出入り口のとこで、早速中身を確認。
すると、それはカレンダー。
年末にお得意様にカレンダーを配る習慣も、日中共通なんだねぇ。
金色に輝くカレンダーをぶら下げてチャイナタウンを闊歩する私は
どこから見ても立派な中国人。
苦節4ヶ月にして、ようやく一人前として認められたような、誇らしい気分。
おうちに帰って、再度ゆっくりと鑑賞。
外側は金一色。
めでたさ以外の何物でもない輝き。
今にも破れそうなぺらんぺらんの
ビニール袋にまで福の文字を施すなんて
ダイナミックな中国人にしては
繊細な心配りじゃありませんか。
ふくふくした童子の姿もまた
チャイナテイスト満載で
捨てるのが惜しい。(捨てたけど)
内側は朱色に金文字。
二匹の鯉が乱舞して
これまためでたいことこの上なし。
各日に色んな情報が盛り込まれていて
例えば1月は牛の月で
1月2日は五の曜日で
初七の日で
祭祀と伐木が宜で
結婚と納采と問名と嫁娶は忌、と分かる。
だから何の役に立つのかって言われると
何の役にも立たないのだけれど。
さらにはこのカレンダー、13枚綴り。
2010年の1月まで、なんて
気の利いたことがあるはずはなく
6月が2枚あった。どう見ても同じ内容。
さすがチャイナタウン、カレンダー一つとっても、毎度期待を裏切らない。
でも、私のカレンダーのせいで、誰かに6月がないとしたら、申し訳ないなぁ。
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事の始まりは金曜日の朝。











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